キャノンオートボーイ物語…中古値段と選び方もあるよ
キヤノンのオートボーイシリーズについてアレコレまとめます。
写ルンですだけでは物足りない、エモい写真好きなあなたは必見^^
キヤノンオートボーイ物語のはじまりはじまり~
オートフォーカスでコンパクト、キヤノン・オートボーイ
最初のモデルはAF35Mオートボーイ、1979年の発売です。
「見かけだけじゃない、レンズが自慢さ。シャープなピント。全自動でチャンスは逃がさん!」
というセリフのCM動画がありましたが、オートフォーカスでコンパクト、女性でも扱いやすい手軽さがウリ。
そうそれがキヤノンのオートボーイです。
初期は別の女優さんですが、80年代にオートボーイのCMに起用されていたのは富田靖子だったようです。
今で言うと、松岡茉優・吉岡里帆あたりがCMしてるって感じでしょうか?
※アイドル・女優論争で話が長くなりそうなので深くは言及せず退散\(゜ロ\)(/ロ゜)/
シリーズたくさん
1979年の「AF35Mオートボーイ」から、2005年の「オートボーイN130 II」まで、50種類ほどのシリーズがあるそうです。
選ぶのが大変かもしれませんね…
インスタやTwitter、シリーズごとのデザインや作例から選ぶ方法を後ほどご紹介します。
まずはざっと中古の価格をちぇーっく^^
オートボーイ・カメラの中古の値段は?
オートボーイシリーズの大体の相場を一覧にしてみます。
これですべてではないですが、結論から言うとオートボーイシリーズは1万円以下、5,000円ぐらいあれば買える、かなりお手頃なコンパクトフィルムカメラです。
※相場価格調査はカメラのキタムラの中古品、ヤフオク、メルカリ等を参照
製品名 | 価格 |
AF35Mオートボーイ | ¥3,000~¥5,000 |
AF35MLオートボーイスーパー | ¥3,000~¥5,000 |
オートボーイ2 | ¥3,000~¥5,000 |
オートボーイテレ | ¥2,000~¥3,000 |
オートボーイズーム | ¥2,000~¥5,000 |
オートボーイMINI | ¥2,000~¥5,000 |
オートボーイS | ¥2,000~¥5,000 |
オートボーイD5 | ¥5,000~¥7,000 |
オートボーイルナ | ¥3,000~¥5,000 |
オートボーイルナ35 | ¥2,000~¥3,000 |
オートボーイJUNO | ¥1,500~¥2,500 |
オートボーイSE | ¥1,5000~ |
オートボーイBF80 | ¥4,000~¥6,000 |
オートボーイSII | ¥4,000~¥6,000 |
オートボーイS-XL | ¥2,000~¥4,000 |
オートボーイルナ105 | ¥2,500~¥3,500 |
オートボーイ180 | ¥3,000~¥5,000 |
オートボーイN150 | ¥3,000~¥5,000 |
オートボーイN130II | ¥4,500 |
お安いオートボーイの中でも価格が高い製品が2つ。まず、オートボーイD5。
画像出典:https://global.canon/ja/c-museum/product/film169.html
オートボーイD5は防水仕様で水中でも使えるのと、個性的な見た目、マクロ撮影可能(=対象にめっちゃ寄ってもボケないでちゃんと写る)ので、やや高くなってると思われます。
オートボーイD5の作例⇒CANON(キヤノン)のフィルムカメラAutoboy D5 で撮影した写真(画像)一覧- 写真共有サイト:PHOTOHITO
あと、オートボーイSEです。
画像出典:https://global.canon/ja/c-museum/product/film178.html
こっちは何と、ソーラー(太陽光)エネルギーで動くカメラ。
発売は1995年で、この頃ソーラーパワー的なものが最先端としてもてはやされていた記憶があります。
今で言う、AIやブロックチェーンのような感じでしょうか?
すごく高いですが、そもそも出回ってる品が少ない印象です。
オートボーイ・カメラのおすすめは?
写真の作例がたくさん上がっているPHOTOHITOの作例で多いのは、オートボーイD5とオートボーイSでした。
画像出典:https://global.canon/ja/c-museum/product/film163.html
たくさん種類があって迷ってしまうところですが、PHOTOHITOの作例や、Twitterやインスタグラムで「オートボーイ」か「autoboy」で検索し、好きな写真があるシリーズを選ぶというのもひとつです。
特にインスタは、「#autoboys」「#autoboyluna」「#autoboy2」など、シリーズごとのタグもあるのでそちらで検索すると早いかも。
ハッシュタグ別にリンクを貼っておきます。
Twitterはこちら⇒オートボーイ - Twitter Search
その他のシリーズもあるので、探してみて下さいね^^
ちなみにオートボーイシリーズの全部のデザインは下記のキヤノンのサイトで見られます。
オートボーイ全デザインはこちら⇒オートボーイ - キヤノンカメラミュージアム
オートボーイとは?なぜ人気?
画像出典:https://global.canon/ja/c-museum/product/film102.html
そもそものお話になりますが、オートボーイがなぜ人気なのか?おそらくこんな流れではないでしょうか。
- インスタで「写ルンです」写真ブーム
- フィルム写真を撮りたい人が増える
- 使い捨ての「写ルンです」よりも中古カメラを使った方が経済的
- デザインもレトロで可愛い、安いコンパクトフィルムカメラが人気に
この流れにちょうど良いのがオートボーイで、この他にも、ニコンL35ADや、コニカビッグミニ等、手軽な値段で買える中古フィルムカメラがたくさんあります。
その上位に、ナチュラクラシカ、コンタックスT2等がある印象です。
オートボーイ・カメラの使い方
オートボーイはその名の通りオートフォーカスで、難しい設定無し、写ルンです感覚で使えるコンパクトフィルムカメラです。
ただ、写ルンですはそのまま撮れますが、オートボーイはフィルムを入れないと撮れません。
と言っても難しいことはなく、基本はフィルムをセットするだけです。
ただし、写ルンですと違い、フィルム代はかかってきますのでその点はご注意を。
フィルムの価格はピンキリですが、フジフィルムの業務用フィルムやコスパの良いC200などがTwitter等でよく情報が回ってきます。
現像代は27枚でも36枚でも大体どこも同じ値段です。
なので、基本的には36枚撮りを選んだ方が良いと思われます。
よほど27枚撮りが激安で売っていれば別ですが…
(同シリーズの27枚撮りフィルムが、36枚撮りフィルムよりも約430円以上安くなっていれば、27枚撮りの方が1枚当たりのコスパが良くなります。)※データ化のみの場合
35mmのフィルムを買うべし
あと、お店で買うときは「35mm」カラーフィルムを買いましょう。
35mmではない120フィルムやモノクロフィルムも売っているので、心配なら店員さんに確認です。
それでは、良きオートボーイライフをお過ごしください(*‘∀‘)
ギャラリーフィルモ
世田谷・千歳烏山の小さなギャラリーができました。
展示情報など、Twitterにてつぶやいていますのでぜひご覧くださいませ。